先日、とあるテレビ番組(再放送)の「SAKE革命〜日本酒が世界酒へ〜」を観ました。日本酒は世界に広がる和食ブームにより人気を博し、“SAKE”は世界共通語となり、世界中に輸出されるだけでなく、海外のブルワリー(醸造所)が急増していることを初めて知りました。
番組では、海外で和食だけでなく、地元の料理と一緒にワインのように日本酒を楽しむ姿や、ニューヨークのおしゃれなバーを併設したブルワリー、東京の若い社員で構成された醸造所がフランスに酒蔵を建設、また、ブルワリー(醸造所)を始めるノウハウを教えるセミナー(講師&参加者とも外人)が盛況だったりと、ここまで日本酒が人気であることに驚きました。
さらに、シャンパンで有名なドンぺりの元最高醸造責任者が『日本酒は1000年以上前から飲まれているのに、その魅力を伝えきれていない。日本酒は世界中の料理と合う可能性が高く、地球上のすべての人々にその魅力を伝えたい』ということで、富山県の立山で日本酒を造ろうとしている様子も映し出されてました。
俗に言う「失われた30年」に、日本の国際競争力の低下は目に余るものがありますが、気付いていないだけで『まだ、世界と勝負できるモノがあるはず!』と強く感じたところです。